B4 荷主におけるSCM改革 「KPIを活用した在庫最適化」
15:30~16:20(50分)
概要

『在庫は販売する為に発生する』、当たり前の原則ですが、販売に対する適正な在庫設定は難しく、悩んでいる会社が非常に多いのではないでしょうか。適正在庫を判断する為には、現状を正確に把握し、戦略的な需要データ解析が必要です。本講演では、『売らない在庫はゴミ』という方針のもと、PSI可視化システムを活用することで、「在庫の適正量の判断」と「社内への情報共有化」を実現し、ROA改善を行った事例とともに、荷主における物流KPI活用等、データ起点の物流改善ポイントを解説していただきます。

講演者情報
サンスター STARLECS株式会社
グループ経営統括本部 理事
荒木 協和 氏
物流会社経営を経て、1994年サンスターグループに入社。以後、中間流通物流企画、メーカーの生産物流改革、販売物流企画などを担当。2007年に物流・需給調整・受注・回収管理を統合したSCM部門を新設し、グループのサプライチェーンを担当。2009年に在庫適正化を目的とした、在庫可視化システムP.S.I.V.を共同開発。4つの特許を取得し、在庫の40%削減を推進する。また2012年、日本を含むアジア統括の受注センターをバンコクに立ち上げ、グローバルな観点でのSCM最適化を進めている。物流会社経営経験による業界事情の把握と、消費財メーカーのロジスティクス知識を複合し、現状に適した構造改革を目指している。

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